■ はじめに|“夜の闘い”は突然に

「うちの子、全然寝てくれないんです…」
それ、私も100万回は言いました。
夜7時。お風呂もご飯も完了。
よし、あとは寝るだけ!と意気込む私に待っていたのは——
💥泣く
💥暴れる
💥抱っこ拒否
💥そして目がギンギン
「……まさか、寝る気ゼロ!?」
この“寝ない赤ちゃん”との格闘を通して私が得たもの、それは
✅ 睡眠についての知識
✅ 助かったグッズたち
✅ そして、笑えるメンタル
この記事では、そんなリアルな体験を【科学的根拠+ママ視点】で深掘りします。
■ そもそも赤ちゃんって、なんで寝ないの?

実は、赤ちゃんが寝ないのには「ちゃんと理由」があるんです。
① 体内時計が未完成
赤ちゃんは生後3〜4ヶ月まで、昼夜の区別がありません。
「昼にお昼寝5時間、夜は1時間ごとに起きる」も普通のこと。
しかも、寝たい時に寝て、起きたい時に起きる。まさに”自由人”。
② モロー反射(=ビクッと起きるあれ)
大きな音や体の揺れで、勝手にビクッとなって起きちゃう現象。
やっと寝た!→そーっと布団に置く→「ビクッ!ギャア〜ン」
……何度このコンボを食らったことか。
③ 脳が急成長中
寝ないどころか、寝てもすぐに目が覚める“スリープレグレッション”という時期があります。
これは「脳が急成長している証拠」なので、実は嬉しいこと。
でも、母の心は折れます。
■ 実録!うちの赤ちゃんを救った寝かしつけ対策5選
1. スワドル(おくるみ)で“無”の境地へ

生後2ヶ月の息子。モロー反射で3分おきに目覚めていた彼を包んでみたら…
寝た。3時間ぶっ通しで。
まるで「小さな手巻き寿司」。
でも、その姿は仏のような穏やかさ。
※ポイントは、手を上に出せるタイプのスワドルにすること!
2. ホワイトノイズ:赤ちゃん版“環境音カフェ”

雨音、波の音、ドライヤー音…。
大人にはただのBGMでも、赤ちゃんには「懐かしい音」らしい。
息子は“掃除機音”で爆睡。
母はそれを聴きながら、家事のやる気ゼロに。
3. 寝室環境、甘く見てませんか?

☑ エアコンで適温キープ(夏は26℃前後、冬は22〜24℃が◎)
☑ 遮光カーテンで明るさカット
☑ ナイトライトで“母の足元事故”防止
赤ちゃんにとって「快適な寝室」は、
母にも優しい。足の小指を何度ぶつけたか、もう忘れました。
4. 寝る前ルーティン化で“予告する”
いきなり「はい寝よう」は、赤ちゃんには難しい。
毎晩、「お風呂→絵本→授乳→部屋暗くする」という流れを作ると、赤ちゃんも“寝るスイッチ”が入りやすくなります。
うちでは絵本を読んでいると、あくび率90%。
「もはや私の声が催眠術…?」と錯覚した夜も。
5. 母の開き直り。これ大事。

「寝ないなら、もう付き合うよ」
とことん付き合ったら、いつの間にか添い寝で一緒に寝落ち。
翌朝、起きたら布団の上で「大」の字で寝る我が子。
もうね、寝れば勝ちです。
■ 赤ちゃんの寝かしつけ:やってはいけない3つのNG例

❌ YouTubeやスマホの画面見せる
→ ブルーライトで逆に興奮します。母の目も冴えます。
❌ 「早く寝て!」とイライラ爆発
→ 赤ちゃんにも伝わります。焦りは禁物。※といっても無理な時もある!
❌ “自己流”に固執する
→ 赤ちゃんの個性によって、合う方法・グッズが全然違います。
■ 最後に|寝ない夜が、笑える日になるまで

私もかつては、夜泣きに泣きながら授乳して、
トイレにこもって「もう無理」って泣いたこともありました。
でも、赤ちゃんは少しずつ変わっていきます。
昨日泣いていた子が、今日すんなり寝る。
そんな日もちゃんとやってきます。
だから今は、こう言わせてください:
「寝ない夜も、10年後には思い出になる。…かもしれない!」
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■ 注意事項
※本記事は筆者の体験をもとに構成しています。
※育児や健康に関する不安がある場合は、必ず専門家(小児科医・助産師等)にご相談ください。
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